最後に、気になった点を。
応募書類には、Artist Statementという欄がある。これは作品の制作意図、あるいは作品に対する自分の思いを書くスペースだ。日本語で書いていいことになっているので、語学的ハンディはないにもかかわらず、日本人応募者は概して内容が貧弱、文章は稚拙。(例外はあるので、あくまでも一般論)。中には何も書いてない人もいる。
日本人以外が全員すばらしい文章で説明してくれているわけではないが、少なくてもまともで制作意図はわかる。中にはスペースをはみ出している人も(笑)。
日本の美術学校では、この種のことは重要でないされているのだろうか。いや、もしかしたらそれはもっと違う種類の問題なのかもしれない。でも制作意図を他人に説明するのは、美術家としてやっていくなら、非常に重要だ。プロジェクトを立ち上げたり、グラントに応募するときにかかせない、という実際的な側面もあるが、何よりも 自分で自分の作品を説明できなくてどうするのよ!